Skip to Content
2021年4月29日 Article 7 min read

あなたが戦略の改善を試みるCFOであれ、CEOであれ、またはCFOを指導する役員であったとしても、この9つのポイントはあなたの役に立つことでしょう。

最高のリーダーは学ぶことを決してやめません。実際のところ、絶えず改善を模索する姿勢は素晴らしいリーダーが持つ資質の1つなのです。しかしながら、リーダーが改善を試みる場合にはどこから始めればよいのでしょうか?新しいCFOはどのようにして効率化戦略を立てればよいのでしょうか?また、取締役やCEOはどうやってCFOを成功に導いていけばよいのでしょうか?

当社の人材と開発コンサルティングによって、CFOやその協力者が行なう改善の試みを成功に導くためのフレームワークが創出されました。これら9つのポイントは、何がうまく行っているのか、そして何に改善の余地があるのかを見定めるのに役立ちます。以下にCFOが効率を改善していくための9つの方法を示します。

1. 自分の組織の戦略開発に積極的に関わる

我々がこれまで顧客から聞いた中でよくある課題は、組織が決定と戦略を担うことができるような財務専門知識とビジネスセンスをもった人材を必要としているにも関わらず、CFOが統制者のように振る舞い、目先の指標だけを追い求めてしまうということです。

あなたがCFOであるならば、自分が戦略立案者であることを周囲の社員に示すべきです。そのためには組織の短期及び長期目標の策定に参加しなければなりません。企業の総合的な戦略を示す有益な提案を策定するのに指標を用いるかどうかはあなた次第です。現状に胡坐をかかず、目標達成に邁進しましょう。あなたがどんなことを考えているのかを周囲の社員が聞きたいと思ったからこそ、あなたがCFOとして選ばれているのです。

自分が戦略立案者であることを周囲の社員に示すべきです。そのためには組織の短期及び長期目標の策定に参加しなければなりません。

あなたがCFOを指導するCEOであるならば、CFOに対して自分が彼らの意見を重宝し、また成功するために彼らの洞察力を必要としているということを伝えましょう。あなた自身が相談役の役割を担えるようなパートナーシップを築きたいということを伝えましょう。困難を想定し、それを乗り越えるために組織の体制を整えてほしいということも説明しましょう。

2. 説明責任を果たす空気を作る

あなたの組織は一定の基準と期待を持っています。効率を上げていくには、CFOは模範を示すだけでなく、全ての社員に向けて定期的に説明責任の重要性を明確に語らなければなりません。全ての運営指標に対して責任を持つことの意義を社員が理解しているというのは重要なことです。とりわけ、それが社員自身の年間ボーナス、給与やその他各自に影響を与える事柄に対してどれほどインパクトがあるのかというのを理解することが重要です。

CFOに対して説明責任を負うということには別の側面もあります。それは、基準や期待を忠実に守るための組織の能力に悪影響を及ぼす問題に対して解決策を見つけるということです。例えば、使われている財務技術がチームに対して機能していない場合に、生産性の高いCFOであれば、それを単に受け入れるのでなく、質問を行ない、新しいツールの調査に発言権を持って、最後に他のリーダーたちに対して現状変更の重要性を示すでしょう。

3. 卓越した成果を出すことに集中する

社員が卓越した成果を出すためには、あなたの組織において「卓越している」とはどういうことかを彼らが知っていなければなりません。生産性の高いCFOは総合的な指標を報告するだけでなく、企業の各階層において卓越した成果を出すために重要な行動を明確に述べます。一貫してチームに何が期待されているのかを伝え続けることが成果を維持するために重要なのです。

CFOは高い次元で仕事をしているため、彼らのチームに期待されている日々の行動を正確に割り出すことは難しく、また時間もかかります。しかしながら、チームに方向性を示し、自主性(これは正しい目標に向かっているものであることが必要ですが)を養成するような努力を一貫して継続していくことには十分価値があります。

4. 効果的な内部統制を確立する

偶発的に規制法や税法を順守できなかったといったように、財務部門を停滞させてしまうこともあります。CFOはこのような事案がどこで最も起こりやすいのかを把握し、未然に防ぐための戦略を策定すべきです。規制法や税法、財務や税報告書の経理規則の順守を確実にするために、COSO内部統制フレームワークを見てみましょう。もし内部統制に懸念があるのであれば、我々のような企業に経理を外注することを考えてもよいでしょう。

5. リスク管理手順を擁護する

大組織ではリスク対応の専任者がいることが多い一方で、CFOと法務チームが協力してリスク管理を行なっていることもしばしばあります。いずれにしても、生産性の高いCFOは組織全体のリスに対して深く理解しておくべきであることを知っています。また、彼らはリスク基準が損なわれた場合に会社がどのように対処すべきという戦略も持っています。

しっかりとしたCFOは問題点や矛盾を指摘しますが、真に生産性の高いCFOは問題が深刻化する前に周囲に注意を促します。

リスク対応行動計画を策定することによって、緊急事態における時間と労力を大幅に削減することができます。もしあなたの組織がリスクを低減するための処置を何も行なっていないのであれば、処置を講じるのかどうか、またはリスク時の対応を決めるために外部専門家に相談するのかどうかはCFOに委ねられています。

6. 現場で起こっていることを把握する

CFOは成長するビジネスの最前線でスタッフが直面する課題や障壁を把握していることが望まれます。生産性の高いCFOは、顧客が何を求めているのか、チームの効率を上げるには何が必要なのかを理解してもらうために、営業とのディスカッションの機会を模索します。さらには、顧客はCFOとのミーティングに興味があるので、時間を取ってもらったり、重要な顧客とのミーティングを傍聴してもらったりすることは何も問題はありません。

顧客のニーズを理解すること以上に、現場の人間とよくコミュニケーションをとり、営業チームのニーズをしっかり把握することによって、CFOは営業を成功させるのに必要な要素を把握し、常に「ノー」と言っているような印象を与えないようにすることができます。現場運用の知識があれば、CFOはビジネスの将来のニーズを俯瞰的に見ることができるようになります。

7. 問題を予見するために組織に関する知識を活用する

しっかりとしたCFOは問題点や矛盾を指摘しますが、真に生産性の高いCFOは問題が深刻化する前に周囲に注意を促します。適切に選び抜かれたCFOは何年もの経験を持っており、どのような問題に注意を払うべきかを知っています。最高のCFOでも未来を予測することはできませんが、予期せぬ問題に対してどのように対策を講じればよいかを知っています。

生産性の高いCFOはバランスシートを限定的な視野ではなく、機会を探るようなつもりで眺めます。財務的に価値がなさそうな新提案を却下するのではなく、会社の財務戦略に沿って同様の結果を出すために組織ができることを提案します。

8. 財務情報を利用しやすい形にまとめる

長期の専門財務経験を持つ人材はそうでない人材(たとえ彼らが知的で素晴らしいキャリアを持っていたとしても)とは大きく異なる視点でバランスシートについて考えます。組織とは異なる専門性を持った人々で成り立っています。効率を改善していくためには、CFOは複雑な財務情報を社員が理解できるように伝え、その情報の意味するところを示す能力を有していなければなりません。例えば、「3月は業績が伸びなかった」と言っても何も伝わりません。効果的なコミュニケーションとは、何が起こり、それがなぜ起きたのか、そして聞く側にとってそれが何を意味するのかを説明するものなのです。

社員が会社の長期戦略の背景にある根拠や目的を理解できれば、彼らは難なくより大きなミッションに取り組むことができるのです。

CFOを指導して、財務情報の活用及び予測と結果の明確な描写をできるようにしていきましょう。視覚に訴える資料を活用して、混乱や恐怖を招く代わりにやる気を起こさせるような方法で、情報を説明し、数字の裏にある背景を述べるように促してきましょう。

9. 分析力と過去のデータを会社の教育に活用する

組織の社員は各々在職期間が異なるので、過去の戦略や実績に関する背景知識が無ければ、組織の現状に関する報告は背景を踏まえたものになっていないかもしれません。社員が長期戦略の目的や根拠を理解していれば、彼らは難なく組織のより大きなミッションやより大きな目標を持った仕事に取り組むことができるのです。

CFOは膨大な量の情報にアクセスできることが多いですが、それを活用してビジネスを支えるような深い洞察を生み出せることは稀です。生産性の高いCFOは彼らのプラットフォームを活用して、社員の興味や考え方を導いていくのです。

どこから始めるべきか?

もしあなたがCFOを指導している、またはちょっとしたセルフコーチングをしているCFOであれば、全てを1度にやろうとはしないことです。まずは、リーダーシップの強みと機会がどこにあるのかを振り返ってみましょう。1つ、2つ程度の成長できそうな機会を見つけて、関連スキルを磨くための計画を立てましょう。そして、スキルを学び終えたらそれらをテストする機会を設けましょう。他のチームメンバーからフィードバックをもらうのもよいので、CFOの生産性を上げる手助けをしてくれるメンバーや進捗を記録・管理してくれるメンバーを見つけることを検討してみましょう。

CFOのリーダーシップスキルを伸ばすことは難しいうえに時間もかかりますが、それが成功すれば組織の成功にもつながります。各階層の社員の能力開発は、会社が成長と繁栄を望むのであれば必須です。

我々の支援に興味がおありでしょうか?我々はいつでもあなたを支援することができます。もし、我々があなたの社員の能力開発をどのように支援できるかご興味があれば、我々の人材と組織のチームまでご連絡ください

Looking for expert advice?

Subscribe now